昭和の初頭、「観光」という言葉に特別な意味があった時代、
1937年に日本の高原リゾートの草分けとして「赤倉観光ホテル」が誕生しました。
そして、わたしたちのパンづくりの歴史も始まりました。
赤倉観光ホテルは、当時帝国ホテルの会長であった大倉財閥の二代目当主大倉喜七郎が
上高地帝国ホテル、川奈ホテルに続けて創業したホテルであり、
開業時には帝国ホテルから調理人などの従業員が派遣されました。
帝国ホテルに日本初のベーカリーをつくってホテルパンの技術を日本に伝えた
イワン・サゴヤンに師事してパンづくりを学んだ岸本光雄が製菓製パン課に配属され、
その技術が赤倉観光ホテルに伝えられました。
1937年より培われてきたパンづくりの歴史とおもてなしの心は
Bakery & Table に受け継がれています。
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